CO2インフレーターには、開放弁付きのタイプと、ないタイプがあります。 本製品は、開放弁付きのもので、特に初心者さんにおすすめします。 理由は、CO2インフレーターを使うのは外出先がほとんどだと思いますが、外出先のパンクというのは、突然のことで気が動転したり、修理の様子を道行くクルマ、歩行者からじろじろ見られたりで、あたふたしてしまうものです。 そんな時に、開放弁という安全装置があるだけで、ミスを減らすことができるからです。 以下、詳述します。 1 一瞬で充填完了 ボンベを装填して、開放弁をひねれば一瞬で充填できます。 2秒とかからずに、タイヤがぱんぱんになる様子は、マジックを見ているようです。 2 ミニポンプで7気圧は地獄 700c 25mmのチューブであればおおよそ7気圧まで充填可能です。 MTBなどの太いタイヤの場合は、数本のボンベが必要になると思います。 外出先で、CO2ボンベを使わずに、パンク修理をしたことがありますが、ミニポンプで数百回のポンピングをするのは地獄です。 どんなに力を入れても、4-5気圧くらいまでが上限で、リム打ちに注意しながら、そろーりそろーりと帰宅しました。 さらに、当たり前ですが、とんでもなく体力を消耗します。 3 チューブにやさしい ミニポンプで強引に何百回もポンピングすると、バルブの根本が破損してしまって、パンク修理が不可能なくらい、チューブに致命的なダメージを与えることがあります。 自分も外出先で、パンク修理をしたあと、ミニポンプで空気を充填して、バルブ根本に穴をあけてしまったことがあります。 結局チューブ交換をする羽目になり、二度手間、三度手間で、とんでもなく時間がかかりました。 CO2ボンベを使えば、そのようなリスクを軽減できます。 (ボンベ代が数百円かかるので、もったいない気がしますが、チューブにダメージが蓄積するよりはマシかも。。。しれません) 4 老婆心ながら 注意点をすこし申し上げるとすれば、ボンベを装着する前に、開放弁がちゃんとしまっているか確認することです。 開放弁があいたままボンベを装着すると、一瞬のうちに一本無駄遣いになります。 また、パンク修理の一般的注意ですが、タイヤがチューブを噛んでいないかよくご確認を。 ポンプと違って、CO2ボンベは一瞬でCO2を充填させるため、タイヤがチューブを噛んでいる